本間獣医科医院は、2024年よりDCC動物病院として生まれ変わりました。

DCC動物病院清水鳥坂(旧:本間獣医科医院 清水鳥坂病院)

【医療セミナーに参加して来ました!!】

7月8日(水)、長泉町にある「動物先進医療センター AdAM」で開催された勉強会に参加してまいりました。今回のテーマは「喉頭麻痺(こうとうまひ)」という、日常診療では比較的遭遇する機会の少ない疾患についてでした。

夜8時からの開催にもかかわらず、多くの獣医師が参加しており、この疾患に対する関心の高さを改めて実感しました。

喉頭麻痺とは

喉頭麻痺は、空気の通り道である喉頭(のど)の動きが悪くなることで、呼吸や飲み込みに支障をきたす疾患です。 欧米では、特定の大型犬種において1歳前後で発症する遺伝性疾患として知られています。
一方、日本では小型犬で9歳前後から突発的に発症し、徐々に症状が進行していくケースが多いとされています。

主な症状

・声がかすれる、鳴き声が変わる
・食事や飲水の際にえずく、咳をする、むせる
・運動を嫌がる、疲れやすい
・呼吸が苦しそうになる

治療について

症状が軽度で、安静時にはほとんど問題がない場合は、

・適正体重の維持
・減量
・ストレスの軽減
・過度な運動を控える
・高温多湿の環境を避ける

上記の通り、内科的・生活管理を中心に経過をみます。

しかし、中等度から重度の症状がみられ、生活の質(QOL)が大きく低下している場合には、外科的治療が必要となることがあります。

この手術は、呼吸を楽にするために喉頭の一部(被裂軟骨)を適切な位置に固定する高度な手術です。 固定が強すぎると誤嚥のリスクが高まり、弱すぎると十分な呼吸改善が得られないため、非常に繊細な技術と豊富な経験が求められます。

当院では、このような専門的な外科治療が必要と判断した場合には、浜松市で診療されている小動物外科専門医の寺井先生と連携し、適切なタイミングでご紹介できる体制を整えています。

今後も最新の知識や技術を学び続け、地域の皆様により良い獣医療をご提供できるよう努めてまいります。


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