本間獣医科医院は、2024年よりDCC動物病院として生まれ変わります。

軟部外科 犬・猫の整形外科

  • 犬・猫の軟部外科イメージ

軟部外科について

当動物病院グループでは、静岡県浜松市・埼玉県鶴ヶ島市で、犬・猫の軟部外科の専科診療を行っております。
消化器・泌尿器といった腹部の臓器、呼吸器・循環器といった胸部の臓器など、様々な軟部組織の手術に、経験・知識の豊富な獣医師が対応します。
手術の必要性、手術の方法、手術後のケアなどについて丁寧にお話させていただき、愛犬や愛猫とご家族に寄り添った治療の提案をいたします。
セカンドオピニオンの相談も受付いたします。愛犬、愛猫の軟部外科の診察、手術をご希望の方は、まずはご連絡ください。

軟部外科 専門診療担当獣医師

安井 由紀

安井 由紀

DCC動物病院細江町 院長

経歴
酪農学園大学 卒業
DCC動物病院細江町 院長

岩佐 孝生

岩佐 孝生

DCC動物病院鶴ヶ島 院長


経歴
日本獣医生命科学大学 卒業
DCC動物病院鶴ヶ島 院長

対応可能な軟部外科症例

胆嚢粘液嚢腫

胆嚢粘液嚢腫イメージ

"胆嚢の中にムチンという粘液が過度に溜まる疾患です。胆嚢粘液嚢腫になると、胆嚢破裂や総胆管閉塞などの命にかかわる疾患のリスクが高まります。

胆嚢粘液嚢腫は内科治療では治癒しないため、必要なタイミングで「胆嚢切除術」を行います。なお、胆嚢破裂や総胆管閉塞を起こすと、緊急手術と術前・術後の集中治療が必要になります。

当院の軟部外科では、胆嚢粘液嚢腫に対する「胆嚢切除術」が可能です。また、診察の上、手術のタイミングの相談や定期的な経過観察にも対応いたします。ご相談ください。"

先天性門脈体循環シャント

先天性門脈体循環シャントイメージ

消化管からの血液は、本来、門脈を通って肝臓に送られ、解毒などをされてから全身に循環しますが、何らか原因でできた異常血管により、消化管からの血液の一部が肝臓を通らずに全身をめぐる病気が門脈体循環シャントです。

門脈体循環シャントのうち、手術適応となる可能性があるのは、先天性門脈体循環シャントです。生まれつきの病気で、犬、猫どちらでも起こります。

先天性門脈体循環シャントは、手術で根治できる可能性があります。当院では、診察の上、手術の適応や合併症、術後管理などについて丁寧にご説明し、手術に対応させていただきます。

横隔膜ヘルニア

横隔膜ヘルニアイメージ

横隔膜ヘルニアは、先天的な理由や交通事故・落下などで横隔膜に穴があき、小腸や肝臓といった腹腔内にあるべき臓器が胸腔側に入り込んだ状態です。

横隔膜ヘルニアの治療は、基本的に外科治療です。手術で胸腔側に入り込んだ臓器を腹腔内へ戻し、横隔膜の穴をふさぎます。穴の位置やサイズ、胸腔側に入り込む臓器、症状は様々なので、術前検査で丁寧に評価したうえで手術を行います。状況により、緊急手術となることもあります。

当院では、犬・猫の横隔膜ヘルニアの整復術が可能です。診察の上、手術のタイミングのご相談にも対応しますので、まずはご相談ください。

尿道結石

尿道結石イメージ

"尿道結石などで尿道が完全に閉塞すると命にかかわるため、緊急処置が必要です。緊急処置で尿道閉塞が解除できない場合や、解除できても閉塞を繰り返す場合には、「会陰尿道瘻造設術」を選択することがあります。

「会陰尿道瘻造設術」は、尿道が細くて長いオス猫の尿道閉塞に対する手術として多く行われる手術で、狭窄・閉塞している尿道を陰茎部まで切断し、より太い、膀胱に近い部分の尿道から排尿できるようにします。

当院では、尿道結石などによる尿道閉塞に対する「会陰尿道瘻造設術」が可能です。ご希望の際はご連絡ください。

尿管結石

尿管結石イメージ

尿管結石は、腎臓と膀胱をつなぐ尿管に結石が詰まる病気です。詰まり方は様々ですが、両側の尿管が閉塞すると、命にかかわります。内科治療のみでは管理が難しいことが多く、適切なタイミングで手術がすすめられます。

当院では、犬・猫の尿管結石に対して「尿管切開術」などいくつかの術式の中から、状況にあわせて治療法を選びます。いずれも非常に繊細な手術となるうえ、術前・術後の内科管理も慎重に行う必要があります。

手術のタイミングや方法などについては、診察の上、丁寧にご説明いたします。まずは、ご相談ください。

会陰ヘルニア

会陰ヘルニアイメージ

会陰ヘルニアは、お尻周りの筋肉が薄くなってできた隙間に、腹腔内にあるべき臓器などがとびだしてしまう病気で、多くは未去勢のオスの犬に起こります。

会陰ヘルニアの治療には、難易度の高い手術が必要です。いくつかある術式の中から、会陰ヘルニアの状態、年齢、症状や経過などを総合的に評価し、治療方法を決定します。さらに手術後は、食事や排せつの管理など、丁寧なケアが欠かせません。

当院では、診察の上、手術の方法や合併症、術後管理などについて丁寧にご説明し、会陰ヘルニアの整復術に対応させていただきます。ご相談ください。

慢性外耳炎

慢性外耳炎イメージ

慢性的で重度の外耳炎で、内科治療での管理が難しい場合には、「全耳道切除術」などの手術が適応となります。

特に、慢性外耳炎が進行して耳道が極端に狭くなったり、石灰化を起こして固くなったりしている場合には、手術によって外耳炎による痛みやかゆみを取り除くことで、生活の質を大きく向上させられる可能性があります。

当院では、慢性外耳炎に対する「全耳道切除術」への対応が可能です。診察の上、手術の応や術式、合併症などについて丁寧にご説明します。ご希望の方は、ご相談ください。

診療予約

本日、明日、あさっての診療をご希望の方

本日、明日、あさってのご相談は、各病院へお電話でお問い合わせください。症状や容態を伺ったうえで、ご案内が可能な日時をお答えさせていただきます。

よくあるご質問

一般診療は予約不要ですが、ご予約の方を優先するシステムとなっている動物病院もございます。専科診療やセカンドオピニオン、手術など、一部の診療は予約制です。詳しくは、受診を希望される動物病院のHPをご確認ください。

予防接種(ワクチン)のページをご確認ください。

診療時間中の急患対応をご希望の方は、受診を希望される動物病院へお電話をお願いします。診療時間外の対応や夜間診療、時間外料金などの詳細につきましては、各動物病院のHPをご確認ください。

その他の専科診療科目を見る